アリゾナで訓練を行う学生の講義のためにGoogle Earthで空域を表示したくなりました。
しかし一つ一つの空域を描くのは骨が折れます。
そこでGoogle検索を行ったところ、素晴らしいサイトを発見しました。
http://soaringdata.info/aviation/airspaceTab.html
この中の KMZ format for Google Earthをクリックするとダウンロード出来ます。
Google Earthで開いてみると素晴らしいです。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-38-1024x696.png)
早速訓練地のファルコンフィールド近傍の空域に手を加えて3Dポリゴンにしてみます。
KFFZ(空港略号です)のClassDを示す境界をクリックして名前を探し、プロパティをクリックして海面から3399フィートの天井を1036mとして指定します。
側面を地面に延長するのを忘れないようにします。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-39-1024x612.png)
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-40-1024x611.png)
スタイルと色の不透明度を30%にするとそれらしくなってきます。
OKを押して確定します。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-41-1024x923.png)
これにFlight Radar24から取得した訓練機のトラックを重ねると、空域から出発または空域へ到着する様子がリアルに再現されます。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-42-1024x693.png)
あまりの便利さに感動しつつ、日本の空域は?と探したところ下記にありました。
このサイトのKMLは空域が最初から高度情報が付加されていて、ポリゴンになっているので便利です。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-43-1024x696.png)
米国の空域もしっかりとありました。
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2022/12/image-44-1024x700.png)
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2023/01/image-94-1024x753.png)
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2023/01/image-95-1024x753.png)
![](https://www.koji-ito.com/wp-content/uploads/2023/01/image-96-1024x755.png)
このサイトのデータの方が便利です。
遠回りをしてしまいましたが、今後活用できそうです。