メタバース空間で着陸技術を紹介してみました

オープンキャンパスと講義のために、VR空間に横風着陸を行う旅客機を再現してみました。
旅客機の動きは実際の動きに比較して誇張していますが、リアルな環境が整いました。

滑走路は自作の3Dモデルです。自作した理由は、ネット上に公開されている3Dモデルに、日本の滑走路と同じペイントが施されている物がなかったためです。
特に接地帯のペイントは着陸のために重要です。これに旅客機の着陸速度130kt(やや遅いのですが)に相当する動きを与えてあたかも飛んでいるように表現しています。
飛行機(E175)には前後の移動以外の動きを与えて、滑走路に着陸しているように見せています。

Oculus Quest2でSpatialに入室して真正面から着陸シーンを眺めてみます

初めての試みでしたが、効果的な教育用空間を作ることができたと思います。
当初は、滑走路を静止させて、飛行機を動かして着陸を再現しようとしましたが、それらしいサイズで表現しようとすると飛行機が豆粒のように小さくなってしまうため、この方法を考えました。

3Dモデルに動きを与える方法は下記を参照してください。