アプリ PAPI & Flight Track Plannerを一新しました

 追記 2021/10/04
アプリは Flight Plannerに統合され、より使いやすくなりました。アプリ「METAR」も同様に統合しました。
ご活用下さい。


国土交通省の情報をスクレイピングで自動取得した結果、アプリを実用レベルにリニューアルすることが出来ました。
左上のタブから空港と滑走路を選択する事によって、PAPIはその滑走路のPAPI位置やGlideslopeの位置を自動的にテーブルから読み込んで検証が可能になり、FlightTrackPlannnerは滑走路の方位や長さを読み込み、衛星画像の上にトラフィックパターンを描くことが可能になりました。

FlightTrackPlannnerはこれまで通り風の指定が可能です。
従いまして現実の世界にかなり近いイメージで、風に流されないためにはどのように飛んだらいいのかをシミュレーションすることが出来ます。

なお、両アプリとも近々サーバーの引っ越しと共にアドレスが変更になります。


アプリPAPIです

滑走路を選択するとPAPI位置や標高が自動的に入力されます。
今までは自分で調べて手入力でした^^;

アプリ FlightTrackPlannnerです

同様に滑走路を選択すると衛星画像上に初期設定された値でトラフィックパターンの軌跡が描かれます。

両アプリは小型機から大型機のパイロットに広く使ってただける仕様です。
Ipadでも使えるようですので、是非ご活用下さい。

 なお、今後両アプリは統合いたします。
空港&滑走路を選択すると衛星画像が現れて、トラフィックパターンの検討とファイナルでのPAPIの見え方を事前学習できるというイメージです。
今後、もう少し機能を拡充して、例えばライブカメラ映像を地図上に貼り付けたり、最新のMETARを表示してその風を元に軌跡を描いたりすることにもトライします。
又計算された軌跡に従って、GoogleEarthで飛行している動画を再生できるKMLファイルを自動生成することにもチャレンジしてみます。

 ここまでの実用化にはプログラミング言語「R」を習得し、Shinyを活用出来た事が大きく寄与しています。(なおPythonでも同様に可能ですが、始めに習得したのがRでしたので、このような結果になっています)
通常、アプリの開発は専門家がプログラマーに説明をしてその作成を依頼しますが、両方できる場合はフットワークが軽くなります。
今後も最新の技術を使って、航空教育に役立つコンテンツを編み出してゆこうと思います。