Traffic Pattern を極める その2 様々な風への対応

アプリ Flight PlannerのVisual Circlingを使って様々な風に対応できるTraffic Patternを実践的に考えてみましょう。

無風のパターン 無風時のパターンは頻繁に想定されるものですね。


次から様々な風への対応を考えてみましょう


タイムチェックを長くしたときのパターン(Extend Downwind等の理由で)

タイムチェックを10秒長くしました。降下開始地点はどれくらいズレるのでしょうか?

オーバーシュートの風のパターン

オーバーシュート15ktの風に対してWCAを考えなかったらこのようになります
WCAを考え、しかもベースの飛行時間を短くするときちんと飛行できます。
黄色い線がかぜによって流される量です。

アンダーシュートの風のパターン

アンダーシュートではベースの秒数が増えます。

テールウインド時のパターン

テールウインドではベースでのWCAを考えないとこのようになります
ファイナルターン開始から終了まで円弧が大きいのはなぜでしょうか?考えてみて下さい。
ダウンウインドの秒数は無風と同じにしましたが、長くする必要があります。

ヘッドウインド時のパターン 下記を参考にしてください(新しいタブで開くことを推奨します)

テール+オーバーシュート時のパターン

最も難しい風向です。対応が甘いとこのようにファイナルは短くなり、オーバーシュート気味になります。
タイムチェック秒数を長く、ベースWCAをしっかりと、ベース秒数を短く、ファイナルのWCAもしっかりと確立するとこのようにしっかりと飛行できます。しかし、この風は難しいです..

オーバーシュートからの回復

オーバーシュートになり、30度バンクを入れます。ファイナルにある角度でインターセプトするように飛行しますが、往々にして乗った後にすぐまた流される傾向になります。WCAを確保する事無くヘディングを戻してしまうのがその理由です。

アンダーシュートからの回復
これ以降は皆さん、色々とシミュレートしてみて下さい!

幅が狭い時のパターン

幅が広いときのパターン

サークリング